シンスプリント(運動による脛(すね)の痛み)

シンスプリントとは「脛骨過労性骨膜炎」とも言われ、脛骨(すね)の内側などに痛みを感じる症状のこと。スポーツによるオーバーユーズ(使いすぎ)により発症します。
走る、ジャンプするなどの競技をしている人に多く、特に運動量が増加する中高生(中でも新入部員)に多く診られます。スポーツ中・後に痛みが出やすいです。症状が悪化してくると日常生活に支障をきたすこともあります。

このブロブ筆者の私(院長)も高校生時代に発症していました。とにかく痛くて、時間を見つけては整骨院へ駈け込んで施術を受けていました。

シンスプリントの原因

主にオーバーユーズ(使いすぎ)により発症します。スポーツ障害の1つで、陸上競技、サッカー、ラグビー、バレーボール、バスケットボールなどの競技者に多いです。

走る、ジャンプ、切り返しなどのくり返しで、脛骨に付着する筋肉(ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋)が骨膜を引っ張ることで炎症を起こし発症します。痛みの感じ方は鈍痛(鈍い痛み)で、炎症を起こしている部位には腫脹(腫れ)が出ることもあります。

痛みのステージ

  • ステージ1:痛みは存在するが、ウォームアップで軽減。
  • ステージ2 :ウォームアップで痛みは軽減するが、スポーツ活動の終わり頃に再び痛みが出る。
  • ステージ3:スポーツ活動中に常時痛むが、日常生活には影響がない。
  • ステージ4:常に痛みが存在し、日常生活にも支障をきたす。

ステージ3、4の症状が出ている場合は、スポーツ活動を一時的に休止してもらいます。

シンスプリントの施術

当院では患部に直接アプローチします。痛みの原因となっている組織や骨膜に手を使って直接施術していきます。アイシングや電気療法を施行します。そして、自宅でのケア方法も指導していきます。患者様に必ず指導しているのがアイシングです。
単なるもみほぐしやストレッチだけの施術は行いません。

症状や痛みの程度にもよりますが、数回の施術でスポーツができるまで回復する子が多数です。スポーツ復帰後は週1回程度の施術を行い、痛みが無くなれば施術は終了です。

最後に

シンスプリントはとにかく痛いです。しかし、クラブ活動を休めないで我慢している子も多くいます。まずはアイシングを運動前後に徹底してください。そして、早期に治療を開始してください。安静にするだけでは、復帰した時にまた痛みが再発します。

シンスプリントの症状で悩んでいる方は一度ご相談ください。いずみ整骨院では早期のスポーツ復帰を目指します。


いずみ整骨院
TEL:0943-75-2725
日常生活での痛み、スポーツ時のケガ、身体のケア
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