整形外科、整骨院、整体の違いは?

【整形外科】

医師が診察して、レントゲンやMRI等の画像検査を行い、診断を行う医療機関。
病態に応じて処置、投薬、注射、手術、リハビリテーション等を行います。

【整骨院】

柔道整復師という国家資格を持った先生が、骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(肉離れなど)の急性、亜急性症状に対して施術を行います(保険使用の場合)。
手を使った施術(手技療法)、電気治療(電療)、冷やす・温める(冷温罨法)、運動を使ったリハビリ(運動療法)、包帯やシーネを使う(固定)などを行います。
整形外科とは違い、レントゲンやMRIを撮ることはできません。薬の処方もありません。

【整体】

整体師という民間資格を取得して開院しています。保険は使えません。
主に慢性症状などに対して、もみほぐしや骨格矯正など、身体の不調にアプローチしたり、癒しを与えたりします。

それぞれのメリット・デメリット

それぞれにメリットやデメリットがあります。

整形外科

  • メリット
    整形外科では、レントゲンを撮ったり、薬による治療が可能です。ケガの症状によって手術を行うこともあります。診断をすることができて、診断書の発行が可能です。
  • デメリット
    整形外科の先生はとても忙しいです。待ち時間が長く、お一人に使える診察時間が限られています。「3時間待って、診察が3分で終わった」と言われる方も多いです。また、画像診断、投薬のみで経過を診ることもあります。「しっかり診てもらえているのか不安」「湿布だけじゃ治らない」と言われる方もいます。

整骨院】

  • メリット
    整骨院は、患者様からよく聞いて、触って、動かして症状を確認します。患部だけではなく、関連する部位も診て施術を行います。患者様に寄り添って、時間を使って柔道整復師が直接施術をしていきます。
  • デメリット
    レントゲンなどの画像診断は出来ません。手術はもちろん、薬も出せません。技術が必要な職種なので、院によっての技術力(時には院内施術者間でも)に差が大きい。

【整体】

  • メリット
    整体院は、お一人に時間をかけて、しっかりと施術します。患部だけではなく、全身を診て施術を行う先生が多いです。
  • デメリット
    民間資格であるため、整体師の中でも技術、知識に差があります。保険が使えないので、すべて自費負担になります。

結論、数回受診して症状の改善が無かったり、納得のいく治療や施術が受けられなかった場合は、整形外科でも整骨院でも整体院でも治療院を変えましょう。先生によって得意・不得意な症状があります。
症状は様々です。同様に治療院や先生方の技術も様々です。きっと貴方に合った治療、施術があります。

最後に

この症状の時は、どこに行けばいいかわからない・・・という方が大半です。かかりつけの先生がいる場合は相談してみると良いでしょう。家族や周りの友人に相談することも良いと思います。また、今はスマホで検索すれば、ホームページやSNSなどで情報を得ることもできます。「ここの治療院良さそう!」「私の症状に当てはまっている!」という場所を見つけていただけたらと思います。
このブログで、治療院の選択に迷われている方に少しでも参考になれば嬉しいです。


いずみ整骨院
TEL:0943-75-2725
日常生活での痛み、スポーツ時のケガ、身体のケア
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